名刺にロゴを入れたい!ロゴ作成の役割と注意点

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名刺には、企業のロゴが入っていることが多いです。ロゴは企業の顔ともいえる重要な要素ですよね。ロゴには、お客さんなどに覚えてもらいやすいという効果やイメージアップに繋がる効果、社員の団結力を高める役割などがあります。

そこでこの記事では、名刺にロゴを入れる意味やロゴ作成の注意点などについて詳しく解説していきます。

ビジネス用のロゴ作成で役立つテクニックを知ろう!

名刺にロゴを入れましょう

名刺は、自分の名前や所属している会社、会社内での役職などを伝えるための重要なツールです。そのため、情報が分かりやすいことが大切です。また、取引相手やお客さんなどに自分のことを覚えてもらう必要もありますよね。

そのためには、目を引いて覚えやすいデザインやレイアウトであることも大切です。そこで、名刺にはロゴを入れることをおすすめします。ロゴが入っている方が、ないよりも目を引くでしょう。さらに、人間は文字情報よりもイラストのほうが記憶に残りやすいといわれています。

よって、企業のことを覚えてもらいやすくなるでしょう。企業名を正確に覚えてもらえなくても、ロゴだけでも覚えてもらえれば印象に残ります。今後の取引などで役立つ可能性もありますよね。名刺には積極的にロゴを入れましょう。

すでに企業などのロゴが決まっている場合はそのロゴを入れてください。決まっていない場合は、名刺を作るついでにロゴも作ってみるといいかもしれません。

ロゴの役割とは?

ロゴには、さまざまな役割があります。まずは、人々に企業を認識させることです。ロゴがあると注目されやすく、覚えてもらいやすいです。また、ロゴ自体に好感を持った人は、その企業自体にも好感を持つ可能性があります。

全体として、よいイメージが瞬時に記憶されるのです。その後、ロゴを見るとそのよいイメージが思い出されて、企業の商品やサービスを利用するきっかけにもなるでしょう。ロゴは企業の顔であるともいえます。さらに、社員にとってもよい影響を及ぼす可能性があるのです。

ロゴには企業の理念やコンセプト、特徴などが詰め込まれます。よって、ロゴを見ると社員1人1人が目指すべきものや、あるべき姿が見えてくるのです。その結果、社員同士の団結力が高まったり、共通の意識を持つきっかけになったりします。

よって、ロゴは企業にとって非常に重要な役割を果たすものの1つなのです。

ロゴマークの2つの要素

ロゴは、ロゴマークを省略した呼称です。そしてロゴマークは一般的に、「シンボルマーク」と「ロゴタイプ」の2つの要素に分かれています。まず、シンボルマークというのはロゴマークにあるイラストの部分のことを指します。

なかには、ロゴタイプが無くてシンボルマークだけで構成されているロゴマークもあるでしょう。シンボルマークがロゴマークの中心となるので、企業のイメージなどをしっかりと表したものになっているか、ひと目見て分かりやすいデザインになっているかなどに注意しながら作成することが大切です。

そしてロゴタイプというのは、ロゴマークにある文字要素のことです。ロゴタイプだけでロゴマークが構成されていることもあれば、シンボルマークと一体化しているものもあるでしょう。ロゴタイプの作成において大切なことは、フォント選びです。

シンボルマークのイメージと合ったフォントを使用する必要があります。しかしフォントには種類がたくさんあるほか、さまざまな利用規約が定められていることもあります。そのため、デザイナーなどに相談しながら作成したほうが安心でしょう。参考-ロゴ作成のビズアップ

ロゴを作成するときの注意点!デザインについて

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ロゴを作成するときには、さまざまな注意点があります。まずはデザインについての注意点を解説します。1つ目は、色使いが適切かどうかです。カラフルなデザインにしたいからといって色を使いすぎると、ごちゃごちゃした印象になってしまいます。

見にくくなり、良いイメージには繋がらないでしょう。さらに、ロゴを印刷するものが全てカラーで印刷できるかどうかは分からないですよね。なかにはモノクロ印刷をしなければいけないケースもあるでしょう。そんな時に、デザインなどが認識できなくなってしまうとロゴとしての機能を発揮できません。

また、なかには全ての色を認識できない人もいます。そんな人でもロゴの形や文字などがしっかりと認識できるように配慮しましょう。2つ目は、さまざまな場面で使用することを考えることです。ロゴを使用する場面といえば、ホームページや名刺、印刷物などを思い浮かべる方が多いでしょう。

しかし、看板などで大きく使用されることもあります。遠くからでもはっきりと見える必要があるでしょう。さらに、ノベルティなどを作成してロゴを入れると、布やプラスチックなどにも使用されることがありますよね。特にタオルなどに刺繍をほどこす場合、デザインや文字などがつぶれてしまう恐れがあります。

さまざまな形、大きさ、素材で使用しても形などが崩れないように配慮しましょう。

ロゴを作成するときの注意点!権利などについて

ロゴを作成するときには、文字を使用するケースが多いでしょう。その場合に注意しなければいけないのが、フォントの権利についてです。普段何気なく目にしているフォントでも、誰かが作ったものなのです。よって、企業のロゴなどで使用する場合には使用許可が必要なケースがあります。

トラブルを未然に防ぐためにも、しっかりと確認しましょう。また、作成したロゴとよく似たものが既に商標登録されている可能性もあります。偶然であっても、酷似したものを作成するとトラブルに繋がりかねません。商標登録をしたい場合は、事前に弁護士や特許事務所などの専門家に相談することをおすすめします。

さらに、すでに決まっているロゴを名刺などに入れるときにも注意が必要です。企業のロゴは色使いや大きさ、比率などが明確に決められている場合が多いです。そのため、なんとなくロゴを小さくしたり、色を変えたりすることができないことがあります。

名刺などに入れたい場合はよく確認してください。なお、新たにロゴを作成する場合にもさまざまなルールを定めておくことをおすすめします。

ロゴを作成して名刺に入れてイメージアップをはかりましょう

ロゴ作成は、デザイン性とルールなどを守ることが大切です。誰が見ても分かりやすく、さまざまな場面で使用しやすいロゴを作成しましょう。ただし、フォントの権利やロゴ使用におけるルールなどについてのチェックは必要です。

トラブルにならないように気をつけましょう。そして、ロゴを作成したら名刺に入れてみてください。いろいろな効果が実感できるでしょう。